イエロー・サブマリン音頭（金沢明子）

Yellow Submarine Beatles Version by Kanazawa Akiko

今回はあの有名な Beatles の曲、Yellow Submarine の替え歌、しかも民謡調にアレンジされた歌です。私が聞きかじった所では発売される５年前から構想はあったそうですが大滝詠一さんが「ナイアガラ音頭」を発表したことで先を越されたと挫折してしまったが、その後 ”音頭シリーズ”(笑)で実績のある大滝詠一さんがプロデューサとなって実現する運びとなりました。

この企画が実現する間には歌い手をめぐって次のような面白いエピソードがあったそうです。

　・デモテープを担当した竹内まりあさんが ”ビートルズへの冒涜” と、歌う事に難色。

　・２番目の候補、山田邦子さんは『コミックソングだと最初から思われる』と却下。

　・金沢明子さんは最初、大瀧詠一さんがプロデュースするということで『松田聖子さんのように歌える』と喜んだのもつかの間、『もっとコブシを入れて』と指示されガッカリした。

”Submarine” でなく ”潜水艦” と歌うところがたまらなく良いです。昔、友人の店でこの歌が流れて盛り上がった記憶があります。(笑)

それにしても、よくポールがこれを許可したものですね。

アルバム「ゴールデン☆ベスト　金沢明子　～民謡と演歌と」「金沢明子コレクション」に収録されています。( どのアルバムにも入っていそうです…笑）